パチンコ詐欺 T要町店物語 第2話

今日は本部の人間が視察にくる。

 

いつもながら

 

がらがらの店内

 

かつてよい時代もあったのだが

サクラの投入、遠隔ホルコン

がバレてからは人気が下降をたどり、常連客も去り、残された客から金を絞り上げるために、

ホルコンによる確率操作

で大当りを徹底排除。

これがまたバレて客がいなくなった。

 

今日もパチンココーナーに総数で4人、8割方の台が無稼働という状態。

 

これを本部の人間が見たらどう思うことか。

いきなり首かもしくは・・・

 

本部の人間は日本人ではない。N朝鮮人だ。そして鮫島も在日3世である。本国への送金が至上任務なのだ。任務遂行の妨げになるものは徹底的に排除される。

 

鮫島は久しぶりにサクラを配置して本部の目を誤魔化す工作にでた。

 

サクラは土建系統や水商売系統と依頼先がいくつかあり、普段は客に溶け込んでいるがサクラである。いつも同じ客が万発以上出玉をもっている状況や初見のキャバ嬢風が大連チャンしているのは、ほぼ仕込みのサクラで客を煽るパチンコ屋の策略である。またサクラ自体がN朝鮮の工作員であることがほとんどである。

 

本国の人間の目を欺くために同胞の工作員に来てもらう。

 

何てスバらしいアイデアなんだ鮫島。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく